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2009年4月18日 (土)

松下幸之助 不況克服の心得10ヶ条

  1. 「不況もまたよし」と考える
    不況に直面して、ただ困った困ったと右往左往していないか。不況こそ改善、発展のチャンスであると考える前向きな発想から、新たな道もひらけてくる。

  2. 原点に返って、志を堅持する
    ともすれば厳しさに流されて、判断を誤りやすい不況時こそ、改めて原点に返り、基本の方針に照らして進むべき道を見定めよう。そこから正しい判断も生まれ、断固として不況克服の勇気と力が湧いてくる。

  3. 再点検して、自らの力を正しくつかむ
    普段より冷静で念入りな自己評価を行い、自分の実力、会社の経営力を正しくつかみたい。誤った評価が破綻を招くのである。

  4. 不退転の覚悟で取り組む
    「なんとしても、この困難を突破するのだ」という強い執念と勇気が、思いがけない大きな力を生み出す。不況を発展に変える原動力は烈々たる気迫である。

  5. 旧来の慣習・慣行・常識を打ち破る
    非常識ともいえる不況期は、過去の経験則だけでモノを考え行動してもうまく行かない。これまで当然としてきた、習慣や商売の仕方を徹底的に見直したい。

  6. 時には一服して待つ
    あせってはならない。無理や無茶をすれば、深みにはまるばかりである。無理をせず、力を養おう考えてちょっと一服しよう。そう腹を据えれば痛手も少なくなる。終わらない不況はないのである。

  7. 人材育成に力を注ぐ
    「苦労は買ってでもせよ」と言うが、不況とはその貴重な苦労が買わずとも、目の前にあるときである。好況のときにはできない人材育成の絶好の機会としたい。

  8. 「責任は我にあり」の自覚を
    業績低下を不況のせいにしていないか。どんな場合でも、やり方いかんで発展の道はある。うまくいかないのは、自らのやり方に的を得ないところがあるからである。

  9. 打てば響く組織づくりを進める
    外部環境の変化に対する敏感な対応は、良い情報も悪い情報も社員からどんどん上がってくる、お互いの意志が縦横に通い合う、風通しのよい組織であってこそ可能となる。

  10. 日頃からなすべきことをなしておく
    不況時は特に、品質・価格・サービスが吟味される。その吟味に耐えられるように、日頃からなずべきことをなしていくことが必要である。

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